2000万問題ってなに?
2019年金融庁が発表した老後に年金を加味しても2000万円足りなくなるよってもの。
これって、目安なだけで、内訳を知らない人が多いように思います。
金融庁が発表した資料によると
定年を迎えた夫婦の生活費が月25〜26万円程度で、
年金受給額が月20万円程度で算出されています。
この条件の他に
- 65歳で受給開始すること(受給が早いと受給額が減ってしまう)
- 想定寿命が90歳程度であること(年々寿命が伸びていて、過去のデータの推移よりこれくらい生存しているって想定)
- 持ち家で家賃の負担が減っていることなんかも想定しているようです。(持ち家の比率が高いため)
これらの条件より
5〜6万(生活費と年金受給額の差額)×25年(想定寿命)×12ヶ月=約2000万円
大事なのは、このデータは目安であって、
自分自身の生活費や年金を試算して、
蓄財に取り組むことが重要になってきます。
まずは収支の把握から
自分の現状把握が重要です。
今は『家計簿アプリ』を使って、無料で簡単に収支の把握ができます。
私も家計簿アプリを使って、
『なんだこの支払いは?身に覚えがないぞ』笑とか
『こんなに無駄遣いしてたのか』とか
『このサブスク全然使ってないな』とか
思うきっかけになったので、
収支の見える化だけでも、生活費の削減につながるように思います。
おすすめのアプリは『Zaim』や『マネーフォワードME』がおすすめです。
これ以外にもFP (ファイナンシャルプランナー)に相談したりするのも効果的です。
①出ていくお金を減らす
収支の見える化をして無駄な支出がわかったら、
今度は無駄な支出を減らしていきましょう。
大きく支出を削るには固定費を見直すのが効果的です。
通信費を見直す
いまだに、3大キャリアを使っている人が多いように思います。
月々のスマホ代5000〜8000円とか、私には信じられません笑。
格安SIMに変更するだけで、月々3000〜5000円程度の節約につながります。
一度手続きするだけで、5000円節約できたとして、
年6万円(月々5000円×12ヶ月)得するので、
まだ変更していない方は、急いで変更してください!
私も変更しましたがキャリアメールが使えないくらいで、
大きな通信品質の変化はありません。
引越しを検討する
家賃を下げることで大きな節約になります。
1万円でも家賃を減らすことができたら、1万円分残業しなくて済み楽ができます。
更に車を所持している人は、車を必要としない地域に住むことで、
大きく支出を下げることができます。
もちろん車が好きという人や、地域によっては、
車がないと生活が困難になる方もいるかと思いますので、
全員に当てはまる考えではないと思いますが、
大きく支出を減らすことができます。
保険を見直す
何かと不安で保険には入っておきたいものですが、
多くの保険は過剰のように思います。
不安なことの9割は起こらないという話もありますし、
日本は保険制度がしっかりしています。
- 医療費の3割負担
- 高度療養費制度
医療費の3割負担は皆さんご存知だと思いますが、
『高度療養費』制度はご存知でない方は多いのではないでしょうか?
年収によって、計算方法は変わりますが、
『高度療養費』を利用すれば、高額な医療費を支払ったとしても、
月の支払額が50000〜90,000円程度で済む制度です。
月々50,000〜90,000と数字は人によっては大きな数字かもしれませんが、
余計な保険を解約し、余剰資金を資産形成に回して、蓄財をすることで、
支払い可能になるように思います。
あくまで『保険を全て解約しなさい』というものではなく、
『必要最低限になるように見直す』ですので、
ご解約の際はくれぐれもご注意願います。
②稼ぐ力をつける
近年副業解禁を発表する企業も多くあり、
何かと注目を浴びています。
ネット社会の発展により、
個人でも稼げる時代になったのです。
物価上昇や、年収の低下や社会保険料の増加などの
お金の悩みは尽きませんよね?
『個人で稼いだ方がいい時代』から
『個人で稼がなきゃいけない時代』に移行しているように思います。
こんなこと言ってしまうと反感を買ってしまうように思いますが、
サラリーマンは、トップの一握りの優秀な社員と、
能力のない人間やサボる人間が恩恵を受けるとゆうのが現実です。
頑張った分だけ、報酬を得たいので、
あれば、副業に尽力することを私はおすすめいたします。
③お金にも働いてもらう
新NISAが始まり、投資に興味を持つ人が増えてきているように思います。
投資は怖いってイメージが根強くあるように思いますが、
それは勉強をしないで、投資をしようとするからです。
いわゆる『投機』です。
勉強をして、正しい知識をつけ、
自分の年齢な資産やリスク許容度を考えて、投資をすれば、
決してギャンブルにはなり得ません。
必ずしも、プラスになるとは限りませんが、
投資の基本は、
- 分散投資
- 長期で運用する
分散投資をすることで、
一つの会社の業績が悪化したとしても、
資産へのダメージが少ないと言われています。
長期で投資することで、株式の持つ複利の力を享受することが出来ることや、
長い目で見ると右肩上りの銘柄に投資することで、
資産をマイナスにする可能性を減らす事ができます。
私も2年ほど前から、資産形成を始めて、
投資信託に毎月3〜5万円の積立設定をしているだけですが
50万円ほどの含み益を得ています。
銀行への預貯金では、得られなかった金額です。
資産運用を始めてない方は、
勉強した上で、取り組むことをおすすめします!
参考書籍
お金の増やし方、稼ぎ方 著者
構成が二人の対談を方式なので、すごく読みやすいです。
月収を10,000円上げるのって難しいけど、節約10,000万円するって、
誰でも、出来るし、即効性があります。
節約をする上で、参考になる一冊かとおもいます。
ネットビジネスをメインの書籍です。
著者の失敗談を多く盛り込んだ内容になっているので、
飽きずに読む事ができます^_^
終わりに
お金が全てではないですが、
多くあって困るものでもないですし、
多くの問題を解決してくれるのも事実です。
賢くお金を使うことや、生み出す力を身につければ、
人生の自由度は確実に上がるように思います
皆様の参考になり、より良い人生となれば、
この上ない幸せでございます^_^🍀